イギリスのフェアトレード: 歴史と現状

●市橋秀夫「英国におけるフェアトレード「メインストリーム化」の逆説」

APLA編『民衆交易とフェアトレードのこれからを考える』(オルター・トレード・ジャパン/APLA発行、2012年)、600円。
APLA編『民衆交易とフェアトレードのこれからを考える』(オルター・トレード・ジャパン/APLA発行、2012年)、600円。

 イギリスのフェアトレードは、1997年以降の労働党政府の強力な後押しを受けて「メインストリーム化」が急速に進んだ。2010年までの時期を対象に、その歴史的・政治的な背景を明らかにし、市場で一般企業と競合してビジネスを展開していく道を選択したイギリス・フェアトレードの「メインストリーム化」のバランスシートを論じたのがこの論文。イギリス政府や議会の報告書や議事録、各種新聞記事のほか、日本では入手の困難なマーケティングや企業関係資料を利用。

 また、本論稿が収録されているブックレットには、日本のフェアトレードの老舗ともいえるオルター・トレード・ジャパン社の掲げる「民衆交易」について知るのにかっこうの論文が寄稿されている。おもな目次は以下の通り。

●堀田正彦「オルター・トレード・ジャパン(ATJ)とは何者か」

●ATJのあゆみ

●上田誠「民衆と市民によるオルタナティブな事業の20年の軌跡と現状~今後のあり方と方向性を模索するための検証と提言~」

●近藤康男「市民・民衆の経済としての民衆交易・フェアトレードを考える」

●市橋秀夫「英国におけるフェアトレード『メインストリーム化』の逆説」

●座談会「今後の民衆交易とフェアトレードはどうなっていく!?」

このブックレットの購入はこちらから