第二次大戦後のイギリス社会が、自分の歴史研究の中核となる対象です。戦後のイギリス社会は、どう変化してきたのか、あるいは変化してこなかったのか。とくに、価値規範や余暇の過ごし方の変化に関心を持ち、それらをとおして階級関係や市民社会の特質の変容を理解したいと思っています。
イギリス社会に関して現在取り組んでいる具体的な研究テーマとしては、「1960年代寛容社会論」「セクシャル・マイノリティの社会史」「余暇の社会史」があります。
・1960年代論
・セクシャル・マイノリティの社会史
・余暇と戦争: 第二次世界大戦下におけるイギリス市民の余暇経験